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気になったことを結論が出ないまま置いたりしています。ときどき進捗も置く。

Perfumeの好きな曲の話。其の弐

こんばんは。
前回,Perfumeの好きな曲を思いつくままに語ったわけですが,書いていたら止まらなくなったので今回第2弾として書きます。今回も例により思いつくままに書きます。『ポリリズム』『チョコレイト・ディスコ』『レーザービーム』はあえて書くまでもないので,今回は入れていません。あれを嫌いな人は多分いない。
前回のエントリはこちら。
make-a-progress.hatenadiary.jp

Star Train

Perfumeファンなら間違いなく泣く曲。MVはPerfumeの歴史をなぞっていきます。そして何より歌詞ですよ。ここでもPerfumeの歴史が歌われているわけですよね。本当に泣けてきます。
「気づいてくれる人がいる 誰も見向きもしない 肩を組んで笑ってきた 僕らはきっと負けない」
なんて完全に初期のPerfumeのことですね。
歌詞とMVで完全に涙腺崩壊です。「I don’t want anything…」の歌声と3人で歌っているところを見ると泣くしかない。これからも頑張ってほしい。

GLITTER

MVの衣装がとても可愛い。ブリブリした胃もたれのする可愛さではなく,クールさと可愛さのバランスがとれた可愛さ。青系が似合うね。
イントロがザ・Perfumeって感じがして好き。こういう感じの曲をもっとガンガン出して欲しい。中田さんお願いします。3人の声とエフェクトのバランスもとても良くて,メロディにテクノ感を積み声は生声感を残した感じなのでテクノ苦手な人でもとても聴きやすいと思う。
この曲のMVは3人の表情がすごく特徴的だと思っている。他の曲に比べてもかなり表情豊かな気がする。
3’28”〜から3人が八咫の鏡みたいな丸い鏡に光を反射させるところがあって,ここではかしゆか(3’39”)の表情に注目してほしい。
完全に余談ですが,2’16”〜くらいからの身体を波うたせるようにしならせるダンスを見て,この人たちは格闘技のテク面はすぐ上達しそうだなとか思ってしまいました。

無限未来

今年最初のシングルで,『ちはやふる』シリーズの主題歌。多分紅白で歌う曲。曲の入りからしてピアノが美しくグッと引き込まれる。時折入る低音がたまらない。0'15"からののっちの歌っている表情は心を綺麗にしてくれる。0'36"付近のかしゆかなんて筆舌に尽くしがたい尊さ。美しい。そしてかしゆかのダンスがシルエット的に映されるシーンがたびたび入るが,これはやばい。シルエットでさえ美しい。なんだあの美しさ。外国人かと思った。あ〜ちゃんは髪型も相まってカッコいい。1'51"からのかしゆかとのっちなんてやばい。あまりの尊さに目が追いつかない。2'16"のあ〜ちゃんまじでかっこいい。そして続くかしゆかの斜め下からのカット。心臓止まるよ。美しい上にかっこいいまで積んできた。そして輪をかけるように2'33"の夕暮れを背景にしたかしゆか。誰がどうみても女神。そして最後に3'36"からののっち。最後にとどめを刺しにきている尊さ美しさ。
FLASH』のときのように衣装は黒でシック目。ところがこれが似合う。『FAKE IT』のようなアイドル感ある衣装や『ワンルーム・ディスコ』のような部屋着チックな衣装は可愛さ全開だが,黒のシック目の衣装は尊さが爆発する。ダンスのキレや曲の雰囲気もあって,ただでさえ美しく尊い表情が一層際立つ。

FUSION

東京・ロンドン・ニューヨークで3人が同時に,独立にパフォーマンスしたものをdocomoとコラボして合成&配信した企画で有名な曲。3人の完璧なダンスにより,世界3都市に離れ離れになっていたとしても,リンクするという神業を成し遂げました。この曲の魅力はなんといってもダンス。世界3都市でのダンスを配信した時はピラミッドみたいなオブジェの中で踊りそれを合成する演出をしていたが,reframe では光と影の素晴らしい演出がなされた。曲やダンスがカッコ良さをカンストしているため,そこに演出を加えると目が追いつかなくなる。素晴らしい。reframe の演出は本当に素晴らしかった。

微かなカオリ

氷結のCMに使われた曲。『レーザービーム』のカップリング曲だが,こっちはかなりアイドル感がある。「ねぇフワッと香る ヒミツの恋に」は絶対聞いたことあるはず。そしてレーザービームはダンスナンバー感が強いが,こっちは3人が白い衣装を着てアイドル感の強い歌。この一曲でそこら辺の有象無象のアイドルはボコれる。それくらい可愛い。この曲も3人とても可愛いのだが,あ〜ちゃんの可愛さがカンストしてしまっている。これは人知を超えている。0'51"〜の笑顔からのウィンクあ〜ちゃん。開始1分経たずノックアウト。続いて1'00"〜の部屋の向こうからこっちにきてスマイル&ウィンクあ〜ちゃん。心臓が止まりかける。『ワンルーム・ディスコ』のときもウィンクしているけど,あれも尊かった。あ〜ちゃんのウィンクは世界を救うよ。その12秒後にシャボン玉を見て「あ〜」ってなるあ〜ちゃん。ちょっと最初からあ〜ちゃんの可愛さ爆発シーン多すぎませんかね。心臓もたないですよ。そしてのっちとかしゆか尊いシーンがあり,2'12"〜のあ〜ちゃん。はい。尊い。可愛い。頂きました。何あの可愛さ。そして2'59"〜の3人で車の中のシーンね。何あれ。やばくないですかね。女神の花園。そしてそれに続いてあ〜ちゃんのシーン。切なそうな顔しながら歌っているあ〜ちゃんを見て可愛い美しい尊い以外の感情を抱くことはできない。続く3'46"〜。頂きました!あ〜ちゃん振り返りからのスマイル。完全に制圧されました。恐ろしい可愛さ。そしてそのタイミングで「ねぇフワッと香る」と入ってきます。何もかもが完璧。と思っていたら最後に爆弾が。4'21"〜ですよ。やっっっっっっばい。心臓止まった。このMVで頻脈による不整脈になっても許せるよね。

Let Me Know

MVの最後3人がバスを待つシーンで,あ〜ちゃんがストレッチを始めそれを真似たのっちが「ぱきっ」っていう曲。意味わからないと思うので,MVを見て。のっちが笑うところがとにかく癒される。
MVには3人をそのまま子どもにした見た目をした子役が出てきて,途中まで一緒にバスに乗っているが,最後には大人Perfumeがバスを降りて,子どもPerfumeが車内に残る。そしてバスを降りた大人Perfumeはバス停で踊り,車内から子どもPerfumeがまるで将来の自分たちをみているかのような憧れの眼差しで見ているという構図になる。最後にあ〜ちゃんが鍵を子どもに渡して微笑むことでバスは発車する。子どもはバスの後方の窓から3人を見つめ,大人はそれを見送るというシーンとともに曲が終わる。あのバスはどこにいくのだろうか。あの鍵は何なんだろうか。
非常に物語性の強い一曲というかMVである。

だいじょばない

すごくリズムがクセになる一曲。聞いているこっちのテンションがぶち上がるので確かに「だいじょばない」。テクノ感とアイドル感が絶妙にマッチしていると思いますね。この時期の曲にしてはエフェクト付いているのに声が生声っぽく聞こえるくらい自然(中の人だけ?)。しかも歌詞も妙に等身大というかリアリティがあって良いですね。
騙されたと思って聞いてください。

Butterfly

曲の入りはちょっとミステリアス。そしてゴリゴリなテクノ感。唇が3人ともプルップル。雰囲気的にはYMOっぽい。好きな人は多分すごく好きになる。苦手な人はとことん苦手だと思う。中の人は好きです。だからこそここに書いているのだけれども。

Dream Fighter

「遥かこの」のタイミングで全員で「さーきまでっ!」って言ってブチ上がりにぶち上がる曲。これも割とテクノ感が色濃い。あと普通に元気が出る。中の人的にはサビ前の「このままでいれたら…」の横スライドダンス,サビの「終わりのない旅をするのは…」のところのウォーキングみたいなダンス,同じくサビの「諦めない強さをもっているから」で足を上げてグリッとやるところがめっちゃ好きです。
と書いていたらちょうどこの曲が流れ始めた。
ワンルーム・ディスコ』と並んでいわゆる応援ソングの2大巨頭だと思う。あと間奏の入れ方が天才的な曲だと思う。ひと段落しそうなところで間髪入れずに盛り上げてくれる。そして「遠い遠い遥かこの」までじわじわじわっとして「さーきまでっ!」を最高にぶち上げられる曲。この曲もどことなくPerfumeの(この当時までの)軌跡を歌っているような気がする。

Night Flight

曲が良い。これは聞いて欲しい。イチオシの1つ。めっちゃ好き。イチオシが複数存在したらイチオシではないのでは…
この曲については語れば語るほど蛇足になるので,ごちゃごちゃ書くよりとにかく聞いて欲しい。その上でちょっとだけ書くと,曲そのものは少しゲーム音楽っぽさもあるテクノ調。そして声もガンガンにエフェクトかけてる。だがそれがいいのですよ。エフェクトかけるのことで,マイクを通した声のようになり一層CAさんのイメージに3人が近づくわけです。しかもダンスにもそれが反映されていて,度々マイクを口元に持ってくる動作をしながら歌っており,さらにお辞儀をする姿勢をとったりもします。最後なんて完全にお見送りのCAさん。搭乗したい。

スパイス

テレビ番組オンタマのイメージが強い。目にしたことがあるからなのだろうが,イメージを持っているくせに覚えていない。
「知らない方がいいのかもね」っていうワンフレーズがとても印象的。曲の雰囲気とペースが好き。耳に優しいというか聞いていると体を包み込まれて沁み渡る感じがする。聴くプロテインなのかもしれない。

おわりに

年末ライブのセトリぶん回しながら思いつく限りを書いてみました。
アイドル路線から始まってテクノポップの道を突っ走り,それが『ポリリズム』でついには実り,今に至るまで数々の素晴らしい演出とダンスで彩られた曲を送り出してくれているPerfumeはいいよね。やっぱり。最近は当初のテクノ路線よりもダンスナンバー色の方が高まっている気がしますが,ダンスでは尊さが爆発しているので全く大歓迎です。
テクノポップユニットとかテクノポップアイドルみたいに言われるけど,やっぱりPerfumePerfumeという1つのジャンルでありブランドだと思いますね。えぇ。
今度は気が向いたら志方あきこさんの魅力について語るかもしれません。すごくいい曲が多いので聞いてみてください。