志方あきこの好きな曲。
ゐゑーーーーーゐ!
今日は志方あきこさんの好きな曲について書いていくよ!!
これを読んで曲を聴いて今日からみんな志方あきこファンになろう!仲間が欲しい
ゴタゴタ書いても不要な先入観をもたらすだけなので,今回はあっさりといきます。(PerfumeのときはPerfumeの認知度ゆえに先入観など持たないだろうと,あほみたいに書きましたが…文字数と内容が正比例していない)
とにかく素晴らしい曲だらけなので,聴きやすいおススメのものを片っ端から書いていくよ。バリバリ聴いていた時期の曲が中心ゆえに割と古い曲が多い。
志方あきこさんのオフィシャルサイトはこちら。
shikata-akiko.com
初めて志方さんご本人を見たとき,歌声とのギャップに驚いた。可愛らしい雰囲気の方なのにあんな力強く迫力ある声を出すんだ…って感じで。
朱隠し
中の人が初めて聴いた志方さんの曲。ミステリアスな雰囲気があり,独特な世界観に引き込まれる。妖怪譚や神話,生死観念などの世界観が入り混じった世界観がものすごく好きなので,この曲はとても刺さった。
突発的に聴きたくなることがあり,その度に脳が本当に好きな曲なんだろうなと感じる。聴くマリファナ。
『あかやあかしやあやかしの』というゲームの曲だが中の人はプレイしたことはない。
朱隠し / 志方あきこ [あかやあかしやあやかしの][Full ver.]
話が逸れるが,中の人イチオシ(『テガミバチ』と並んでこれまでで一番面白かったと感じた)漫画作品に『失せもの宿』がある。生死観念を軸に描かれており,生前に何かしら未練を残した者がとある宿に来て,自分の未練にまつわるもの—「失せもの」—を探してあの世へと旅立っていくお話。ぜひ一度読んで欲しい。
花帰葬
志方ワールドが感じられつつもクセのない曲。落ち着いたトーンの楽曲で静かな旋律が非常に心地よい。静かに流れていくだけで終わらず,独自の世界観を見せてくれていつの間にか引き込まれる。
曲名と同じ『花帰葬』というゲームの曲だが,中の人はプレイしたことはない。
Sound Horizonの『Moira』『Roman』時代の楽曲に似ている雰囲気を感じる。
志方あきこ (Shikata Akiko) - 花帰葬
誰ガ為ノ世界
志方ワールド全開な曲の一つ。『片翼の鳥』よりやや落ち着いている旋律ながらその迫力は半端ない。曲に引き込まれるというよりは,曲に取り込まれるという感じ。
めっちゃ好き。
『テイルズ オブ シンフォニア世界統合編』の曲。
Tales of Symphonia - 誰ガ為ノ世界 (Ta ga tame no sekai)
花鳥風月
曲の入りはPerfumeにも近いものを感じるし,他の曲との差異はポップ感が強くエフェクトが割と多いこと。「君と一緒に花鳥風月」から始まるサビ部分(サビ部分っていうか分からないけど,曲の中でもいい感じになるところ)がめっちゃ軽くサラサラしている。いわゆる志方ワールドはかなり弱まっている気がする。
これはかなり聴きやすくておすすめ!
志方あきこ / 花鳥風月
をかし
冒頭から割と志方ワールド出ている曲。語りにも近い曲の入りから,志方さんの静かーーな歌声でさらっさらっと歌われる……と思ったら大間違い。本番はこの後で,スピード感ある旋律で引き込まれた後,サビで一気に駆け上がる。そしてこのスピード感によって曲の世界観が一層映えるものになって,その展開に魅せられる。
志方あきこ - をかし
うみねこのなく頃に
『花帰葬』と同じように曲の入りが民族音楽っぽくなる。志方ワールドあるあるである。
この曲は,中の人の感覚ではあるが,舞台を見ているような気分になる。舞台のような明確な展開とストーリー性を感じる一曲。
ゲームの方の『うみねこのなく頃に』の曲。…でしょうね。
うみねこのなく頃に - 志方あきこ
『うみねこのなく頃に〜煉獄〜』という曲があり,こっちはイタリア語で激しい。旋律は同じはずなのに。
うみねこのなく頃に~煉獄~ - 志方あきこ
片翼の鳥
これまで上げてきた曲とは異なり,曲の入りから圧の強めな曲。いかにも志方ワールドって感じの曲で,民族音楽っぽさとか聴き心地の良い音の重層感(重厚感ではない),そして曲の展開の全てが抜群の曲。方々で見かける「志方さんの曲は〜な感じ」は,この曲が念頭にあると思われる。
アニメ『うみねこのなく頃に』の曲。さすが。
志方あきこ 「片翼の鳥」 歌詞付
Pantalea
笛の旋律がクセになる。そして他とはテイストが異なる曲。サビ前(っていうの?間奏のちょっとあと)からポップになって駆け上がっていくのか…?と思ったら,すぅーっと落ち着きながら志方ワールドに引きずり込まれる。初めて聴く人にはオススメの一曲!
Akiko Shikata - Pantalea
暁
『朱隠し』に近い雰囲気を感じる曲。静かな旋律とサビ部分との落差が大きいので,一瞬で志方ワールドに落ちる。サビの旋律に迫力があり,鳥肌が立つ。
アニメ『暁のヨナ』の曲だが,中の人は見ていないので知らない。
暁のヨナ 「暁」 志方あきこ 中日歌詞
隠れ鬼
曲の入りからドキドキさせられる。スリリングな曲。
それもそのはず,『青鬼』に使われた曲なのだ。
緩急の激しめな曲で,聴いていると青鬼から逃げ回っている気分になれる。つまり,世界観に引き込まれているということだ。しかも曲の最後の方でガラッと曲の旋律が変わる箇所がある。違う曲かと思うほどだが,歌詞を聞いて安心する。そう,まだ鬼から逃げていると。
志方あきこ - 隠れ鬼 movie ver.
晴れすぎた空の下で
民族音楽らしさ全開な一曲。というかケルト音楽あたりの要素がガンガンに入っているように感じる。これまであげた曲の中では最も一般的なJpopに近い曲展開というか曲構成だと思う。その分雰囲気で志方ワールドを出してきている。
志方あきこ (Shikata Akiko) - 晴れすぎた空の下で
祈りの彼方
旋律に透明感がありとても綺麗な曲。駆け上がったりはせず落ち着いた旋律で疲れを癒してくれる。穏やかな気分にしてくれるのに,聞き入っているとあっという間に終わる。エンディング感が強い曲……と思ったら,やっぱりそうで,『テイルズ オブ シンフォニア』のOVAのエンディングに使われていたらしい。
祈りの彼方 - 志方あきこ
おわり!
志方さんの作り出す独特の世界観にみんなでのめり込みましょう。昔の志方さんの曲は良い意味で同人の色を残した曲が多いです。Sound Horizonなんかもそうですが。
志方さんの曲はゲームやアニメなどに採用されているものも多いので,どこかしらで一度は聞いたことがある人も多いかもしれません。梶浦由記/Kalafinaパターンです。
最後に,おすすめとか聴きやすいとかの制約を無視して好きな曲をあげると,アルバム『caTra』に入っている『エルーシア』『試想/想起/起動』です。アルバム曲は架空言語(音階をランダムに並べたような言語など)で歌われているという意味不明(褒め言葉)なものなのですが,すごく聴き心地の良い曲です。彼女のチャンネルに視聴版があります。伝説のアルバムだと思う。全曲本当にすごい。
志方あきこ / 「caTra」 試聴動画
志方さんは,音の多層感や迫力,世界観が非常に優れているアーティストなので,ぜひみんなハマりましょう。