木星って実は敵…?
こんな話を見つけた。
nypost.com
地球を小惑星などから守ってくれているとされてきた木星が実は地球に向けて小惑星などを飛ばしてきているのではというお話。
木星といえばその巨大な質量による重力で地球を隕石から守ってくれている守護神的存在とされてきたし、実際に体を張って隕石を受け止めた証拠も数々観測されている。(例えば次の記事。)
vaience.com
ところがこの定説を覆す説が唱えられている。
木星は隕石などの軌道を太陽系の内側、つまり地球などの方向へとねじ投げているのではという疑惑が生まれたのだ。
木星の重力によって軌道がねじ曲げられたことによって、本来であれば地球やその周辺にやってくるはずのない隕石がやってくることで地球を危険に晒している可能性があるということだ。
この新説によって突如として地球にとってネガティブな役割に追いやられそうな木星だが、これまで通りの地球のために体を張ってくれるガードマンとしての地位も残しているそう。
というのも、木星は隕石や小惑星を捕え軌道をねじ曲げてどこかへ放り投げるが、これは地球にとって危険な隕石や小惑星を地球周辺から除去してくれる場合(ガードマンの顔)と地球に危険なエリア方向に送り込んでくる場合(テロリストの顔)とがある。
今回の新説は木星に後者の顔もあるということを唱えているのだ。