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渦巻型銀河の形成

www.nasa.gov


渦巻型銀河の形成
磁場が新星が数多くある腕に沿って流線型に存在 
→重力が銀河内の物質のみならず磁場にも影響している(磁場が歪められている)
ex. M77
鯨座方向に4700万光年離れた渦巻型銀河でその中心部のブラックホールは銀河系のそれの2倍ほどの質量がある。
SOFIAの最新機器を用いたところ,磁場が腕に沿って流線型にあることが観測された。磁場は直径24000光年の巨大な腕に沿うように存在する。

この事実は,density wave theory*1を支持するものであり,どのように渦巻型銀河の渦巻が形成されるのかを解明する鍵になる。

今回の結果は遠赤外線(89ミクロン)で磁場対して垂直に存在する銀河のダスト粒子を捉え,それを基にして磁場の形や方向を推測して得られたものである。
このように遠赤外線による観測は非常に有用だが,これは遠赤外線が散乱した可視光や高エネルギー粒子による電波等によってかき乱されることがないためである。